|
最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
全体
国外アート ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 国内アート 現代アート(国内) 江戸絵画(浮世絵以外) 戦争画 浮世絵 アート一般 仏像 講演会 音楽 映画 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 書籍 未分類 以前の記事
エキサイトブログ
ネームカード
|
![]() 1928年、大道家に嫁ぎ、長男誕生後、美容院経営を始めた。1945年、家族とともに原子爆弾に被爆。1962年、家業を助けるため、火薬取扱い責任者の資格をとり、花火師となった。 大道が、1956年の母親の不慮の死、1966年の長男の花火事故による負傷、1967年の夫の花火工場の爆発事故死というあいつぐ苦難と悲しみを乗り越えるため、友人の勧めにより絵筆をとったのは60歳のときであった。 第一会場は、地下1階。こちらは大きな日本画が29点揃っている。 ![]() ![]() 大道の絵は、生命の輝きにあふれており、自らの不幸の経験や被爆体験は描かれていない。ユーモラスで愛すべき花、動物や人間たちが、画面一杯に、色彩豊かに、やや装飾的かつ平面的に描かれている。 《鬼になる日》の獅子舞、《ちちぶの夜祭》、《牡丹祭り》などは力強く、迫力がある。外国旅行の際のスケッチにもとづいて描かれた《マイエンフェルトの鈴音》(↓↓の右下)は、ハイジの世界そのものである。 彼女自身、母が入選していた女流画家協会展や院展に入選を果たし、1976年に院友となった。 ![]() 3.埼玉県 越生時代(1979-2003): しかし大道は、院展へ出品する希望やみがたく、埼玉県に移った。自分で「けとばし山」と名付けた里山のふもとに居を構え、畑仕事をしながら、日本画や絵本を制作した。 この時代になると、今までのやや激しい描き方は影をひそめ、「平安を感じる」穏やかな日本画になった。《軍鶏》(↓左上)・《薬草》・《けとばしやま》・《薬草》・《海に咲く花》などなかなか良い。この時代の絵本原画としては、《けとばしやまのいばりんぼ》・《あたごの浦》・《しゃものピョートル》・《へびのはなし》が陳列されていた。 ![]() 母親、丸木スマの展覧会も埼玉近美で開かれている。こちらも併せて鑑賞したい。 大道あやは、2003年、広島にもどり、現在は息子夫婦、孫たちと暮らしている。数奇な人生を歩まれたこの画家が、100歳の現在を幸せに過ごしておられることが救いである。 美術散歩 管理人 とら ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
タイトル : けとばし山のおてんば画家 大道あや展浮世絵 松涛美術館
この画家は、まったく知らなかった。原爆の図を見に東松山の丸木美術館には出かけたことがあったのだが、この母娘のことはまったく頭に残っていなかった。先日の新日曜美術館ではじめて知った次第である。テレビで紹介されたせいか、最終日のためか、雨にもかかわらず館内......more こんばんは お母さんのスマさんの展覧会は見れましたが、こちらは見れなかったので、とらさんの記事が嬉しいです。 絵の感性がそれぞれ違うなぁと思いました。 スマさんは大爆発という感じですが、あやさんはキュートです。 位里さんは小学校の道徳の本で知った画家ですが、奥さんの俊さんやお母さん、妹さんの絵の方が、わたしは好みです。 この展覧会はノーチェックでした。 大道あやさん、絵は知ってても経歴はとらさんのブログ読むまで知りませんでした。ありがとうございます。 ぜひ観に行こうと思います。 ミレイとハシゴしようかしら。 遊行七恵さん スマの画を見に行ってきます。母娘の比較をできる良い機会ですので。 被爆したあやが原爆の画を描かず、2日後に広島入りした位里が原爆の画を繰り返し描いたのですね。わたしも妹さんの画のほうが好きです。 えりりさん 大道あやの人生は波乱万丈。今回の回顧展でそのことが広く知られるのでしょう。 ロシア・アヴァンギャルド初日ー河野道勢と同じルートですね。わたしも初日朝一ねらいの予定です。 こんにちは。 >これはお勧めの展覧会である。会場の中央に座って見まわせば、幸福感に包まれてくる。 この一文ですべて語っているようですね。 ミレイ展と合わせお邪魔してきます。 Takさん BUNKAMURAと松涛は、ヒットコースとなりそうですね。 丸木ファミリーの影を忘れて、光を楽しむことができました。 とらさんのブログを拝見して、最終日に飛び込みました。 新日曜美術館の影響でかなり混んでいました。 暖かい平和な気分に浸れました。 一村雨さん
間にあって良かったですね。 日本女性の強さと優しさが同居しているように感じました。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||