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松坂屋京都染織参考館に保存されている小袖のコレクション。初公開とのこと。
観客の95%は女性で、5%の男性のうち50%は外国人。わたしも家内と同行。和服でこられた女性がおられたが、展示品に負けない着物と帯で、家内にねだられないかとヒヤヒヤした。 このように沢山の小袖を見ると、江戸時代の服飾芸術がいかに素晴らしいものであったかを実感できる。外国人が驚嘆したのも無理からぬことである。 小袖は江戸時代の高級注文服。上流の武家・商家の女性たちは、呉服商から見せられた「雛型(ひいな型)」というファッションカタログから気に入ったデザインのものを選んでオーダーメードしていたのある。雛形本↓が、何冊も展示されていたが、花鳥、扇面、景色、宝尽くし等の絵模様が描かれていた。 第1章 小袖もよう アートをまとう <1>四季を彩る花・草・樹: ■《松竹梅模様小袖》 ■《水葵模様小袖》 ■《籬に菊模様小袖》 ■《雪持ち水仙に仔犬模様振袖》 ■《扇面模様振袖》 ■《流水に菊模様小袖》 <2>もようの玉手箱 身近な品々から物語まで: 《琴棋書画模様小袖》 <3>あこがれの名所 広がる世界: ■《御所車花鳥模様小袖》 ■《宇治八景模様小袖》 第2章 装いをめぐるとき 時間・季節・機会 <1>夏 涼を呼ぶ: ■《宝尽くし模様腰巻》 ■《柴垣撫子に燕模様帷子》・・↑チケット参照 ■《網に魚介模様浴衣》↓ <2>婚礼 幸を呼ぶ: 《貝合わせ模様振袖》 <3>童 愛らしく健やかに: ■《放れ馬模様振袖》 ■《御簾に菊牡丹模様振袖》 <4>外出 被衣の装い: 《霞取りに松竹梅梅蕨模様被衣》 <5>夜着 夢をいざなう: 《松竹梅模様夜着》 第3章 小袖へのまなざし <1>流行通信ー京のファッションブック: 《手箱模様小袖》 <2>生き続ける珠玉の小袖裂: 《草花に三階菱模様小袖裂(表装)》↓ 岡田が描いた小袖が、画とともに展示されていた。これは一見の価値がある。 1)岡田三郎助《婦人像》 2)岡田三郎助《支那絹の前》・・・部分↓: 小山内薫の妹、八千代夫人の肖像画。 【論考】大井健地「支那絹の前にたつ岡田八千代」 画中の着物と掛布が出展されている。 ■《松竹梅に匂袋模様小袖》・・・着ている小袖 ■《薔薇に檜扇模様振袖》・・・手に持つ紫の振袖 ■《納戸紋縮緬地菊桐万年青宝尽くし模様掛布》・・・背景の掛布 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-08-10 11:22
| 国内アート
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