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世界的に人気の高いフェルメールが7点も東京に集まっている。世界で30数点しか存在していないのだから、この展覧会が東京で開かれていることは奇跡としかいえない。
上野駅の公園口から都美の入口まで、何種類もの看板が立てられており、いやが上にも期待が高まる。 1.マルタとマリアの家のキリスト(スコットランド・ナショナルギャラリー): 唯一の宗教画。結構に大きな作品で、構成は緊密で、タッチは力強く、色彩も美しい。訪れたイエスをもてなすマルタとイエスの話に聞き入るマリア。椅子に書かれているIVMeerという署名はしっかりと確認できた。キリストの右示指など修正の跡が見えるとのことだったが、あまり気にならなかった。 7.ヴァージナルの前に坐る若い女(個人蔵): これは小品。ルーブルの《レースを編む女》とほぼ同じサイズである。そして個人コレクション。この作品がフェルメールのものであることが確認されたのは比較的最近で、カンバス布、ラピスラズリの使用など他のフェルメールの作品と共通するものであることが判明している。この調査にはサザビースの力が大きかったとのことである。とても美しい女性で、首飾り、髪飾り、そして黄色のショールはいずれも魅力的である。これを出展された所蔵家に感謝したい。 デルフトの画家としては、ファブリティウスやデ・ホーホなどの作品も少なからず出ていたが、これについては稿を改めて書く。なにせこれから北京オリンピックの開会式が始まるから・・・。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-08-08 20:28
| バロック
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