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9人の競作であるが、それぞれは独立している。 2.関根直子: 抽象そのもの。タイトルからは作者のイメージを共有しにくい。 3.妻木良三: 異なる惑星の死火山の火口のようだ。 4.小川百合: 親切な説明書と使った鉛筆が置いてある。鉛筆といっても結構に太い。ヨーローッパのアカデミックな空間、とくに古めかしい階段、稀な書籍が沢山収納されている図書室などの伝統と文化を鉛筆でひそやかに再現している。素晴らしい雰囲気の作品たち。 5.佐伯洋江: シュールな花と蝶。すべてがuntitledだが、その部屋にいるだけで和んでくるので、これはこれで良い。 7.小川信治: Without You seriesでは、泰西名画から人物をとってしまうとどうなるか。レオナルドの≪最後の晩餐≫から①イエス抜き、②全弟子抜き、③ユダ抜き。個人的には③がベスト。ラファエロの≪ひわの聖母≫のマリア抜き。Perfect World seriesは、絵はがきのコピーのよう。なにかをつけ加えてあるとのことだが、よく分からないものもあった。ちょっと知に流れ過ぎているか。 8.木下 晋: 老女やハンセン病患者の皺を克明に描くスーパー・リアリズム。老いの尊厳さの迫真の表現で、非常に説得力がある。今回のベスト・アーチストとしたい。 9.斉鹿逸郎: 壁一面に張られたパネルに銀色の細かな模様が広がっていく。小さな四角あるいは卍を基本としているようで、銀色の曼陀羅のように思えた。本年79歳で逝去された由。室内に4枚の銀色の座布団が置いてあった。そこに坐ってこのアーチストの一生を想ってみた。合掌。 HP
by cardiacsurgery
| 2007-08-14 15:33
| 現代アート(国内)
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