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歌川広重の《江戸高名会亭尽》は全30図の揃物。
その一部は、ブログ:新春太田コレクション展@太田記念美術館にアップした。 また、「西のみやこ 東のみやこ~描かれた中・近世都市」展@国立歴史民俗博物館でも、別の一部を見ている。 以下は、今までに見た20図である。 ・本所小梅 小倉庵:キャッチコピーの「狂句合」は、「下戸上戸百人もすずむ」。源森川に面した離れのような独立した座敷が立ち並び、屋根舟では女たちが釣りをたのしんでいる、 狂歌師・戯作者の大田南畝(1749-1823)は八百善の常連客の一人で、当時の一流を並べ「詩は五山 役者は杜若 傾はかの 芸者はおかつ 料理八百善」と詠んでいる。 当主の四代目栗山善四郎は、文政5(1822)年から料理テキスト「江戸流行料理通」を発行し、これは江戸土産としても人気となった。 本図の右方に吉原に至る日本堤が見える。長押の雪に薄図の額には、谷文晁の落款が見える、文晁は「江戸流行料理通」の挿絵も描いていた。 ・大音寺前 田川屋:吉原田圃の裏手、鷲明神の西に位置する大音寺(現台東区龍泉)の前の料理屋。吉原帰りの人々が訪れ、庭内には浴場や茶室もあった。 画賛の川柳は「平清で 奢ったはても うしほひら」は、平清を平清盛にかけ、うしお(潮)ひらは塩味仕立ての吸い物のこと。奢った果ての平家一門が壇の浦の潮流の藻くずと消えたこと踏まえたもので、平清の料理の贅沢さが偲ばれる。
by cardiacsurgery
| 2017-08-21 14:38
| 浮世絵
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