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2017年7月21日の「ぶらぶら美術・博物館」は「夏の広島 アートスポット巡り」と題する「厳島神社」と「ひろしま美術館」の探訪。
私は前者を一度、後者を二度訪れているが、大分前のことなので、この番組で当時の記憶をブラシュアップすることができた。 「厳島神社」の禰宜・福田道憲さんのユーモアたっぷりの解説も面白かった。覚えている事項を下記に列挙する。 ・世界遺産に指定されており、建物のほとんどが国宝ないし重要文化財である。 ・参拝の前に自分でお祓いをする。 ・建物は自然災害を受けにくい構造になっている。 ・平清盛、毛利元就・隆元、豊臣秀吉、浅野綱長の神社への貢献が著しい。 「ひろしま美術館」では、まずは角廣勲館長(広島銀行会長)の説明。 ・外壁は厳島神社の水廊をイメージしている。 ・水路には、原爆被害者であった初代館長の鎮魂の思いが込められている。 ・広島市民のための美術館を志向しているので「ひろしま美術館」と呼称している。 館内では、古谷可由学芸部長が説明。 ・ホールのドーム構造は原爆ドームのイメージ。 ・ホールの彫刻は、硬いロダンではなく、柔らかいマイヨールの《ヴィーナス》とした。 ・ホールから、4つの展示室に直接入れる構造になっている。 ・コレクション第1号は、ルノワールの《麦わら帽子の女》。 ・作品の前で足を止めた画家は以下。「各画家らしい作品」ばかりが収集されている。 ミレー、コロー、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、シニャック、ロートレック、ルドン、ムンク、マチス、デュフィ、ピカソ、モディリアーニ、ローランサン、ユトリロ、キスリング、フジタ、シャガールゴッホの《ドービニーの庭》1890年、53.2 X 103.5cm について、古谷課長から詳しい説明があったので、以下にまとめておく。 ・ドービニーの死後一人暮らしをしていた夫人に許可をとって描いた。 ・画の中に、ドービニー未亡人も描かれている。 ・同じ題名の画が「バーゼル市立美術館」にある。こちらのサイズは56 x 101 cm ・下手な黒猫を消去し、画を大きくしたのは、ゴッホの友人であり、「ゴッホ遺作展」の幹事でもあったシュフネッケルとされている。 ・生前に一点しか売れなかったゴッホの作品を「遺作展」でなんとか売ろうとする親友シュフネッケルの好意がこのような行為をさせたのだった。 【参照スケッチ】 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-07-22 09:51
| 印象派後期
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