記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
国立西洋美術館で本邦初の「クラ―ナハ展」が始まっている。
ちなみに、往時はWikipediaでもこの画家のことを「クラナッハ」と呼称していたが、現在は「クラーナハ」と呼ぶらしい。 そのフライヤーの表面は、ルカス・クラーナハ(父)の《ホロフェルヌスの首を持つユディット》の部分画像(↓左)で、その全画像は(↓右)である。 その際にドレスデン国立美術館で「クラーナハ特別展」を見ることができたが、その際に頂戴した美術雑誌(↓)が残っていたので、独和辞典を片手に読んでみた。 クラーナハは、大きな工房を開いていて、同一のタイトルの絵を量産していたのだから、このことは当然なのであるが、そうなるとどちらが本人作でどちらが工房作なのか、あるいは双方とも工房作なのかということである。 「中欧美術散歩」でヴィッテンブルグに立ち寄った際のブログ記事はこちら、ホームページ記事はこちらであるが、ここの「聖マリエーン教会」で見た祭壇画《最後の晩餐》(↓、↓↓)がクラーナハの真筆であることはほぼ間違いがないだろう。 ということで、それぞれに「自分の眼」を確かめる旅に出てみたい。 まずは、Cranach Digital Archve(p.42)に載っている《ホロフェルネスの首を持つユーディット》という同一主題の9点で練習してみてよう。 それぞれが「本人作」か「工房作」であるか判断して頂きたいということである。 正解は「専門家」でも難しいようだからご安心ください。 #1:カッセル・アルテ・マイスター絵画館:「とら」曰く⇒工房作 こちらは異なる作品だから、練習よりも難しい。私自身は解答する勇気がない。 図録の解説は、原文・翻訳の簡潔性 あるいは 自分の理解力のいずれかのせいで、残念ながら大多数が不十分 あるいは 不明確な説明となっていた。 ・《マルチン・ルター》1525年 ブリストル市立美術館⇒図録:工房作? 美術散歩 管理人 とら 【追加】「クラーナハ展」についてまとめた記事はこちら。
by cardiacsurgery
| 2016-10-17 17:52
| ルネサンス
|
ファン申請 |
||