記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
絶好の美術散歩日和なので、第三京浜-横浜新道-横浜横須賀道路で、横須賀美術館への快適なドライブ。「エビハラ・ブルー」の作品たちを見てきた。
1. プロローグ 鹿児島から東京へ 1919年-23年1.プロローグ 鹿児島から東京へ 1919年-23年 《自画像》1922年 鹿児島市立美術館蔵: この表現主義的な作品は、川端画学校で一緒だった夭折の画家・高間筆子の影響を受けているというが、マチスらのフォーブの作品を想起させる。 2.滞欧前期 エコード・パリの中で 1924‐29年 《窓 カンヌ》1927年 北九州市美術館蔵: パリで師事した藤田嗣治は海老原の作品を「素朴派のアンリ・ルソーやピカソに似た作品ばかりで自分の個性が出ていない」と評していたというが、この作品はデュフィの画を彷彿とさせる。 《雪山と樵》1930年 愛知県美術館蔵、 《雪景》1930年 かみや美術館蔵: 1929年の世界大恐慌の最中において、海老原は画商ロッシェの援助の下に、青と白のやわらかなトーンの雪景作品を描きだした。これらが「エビハラ・ブルー」としてパリで愛された作品群である。 《ポアソニエール》1934年 宮城県美術館蔵(洲之内コレクション): 再見。1933年に帰国してから描かれた作品であるが、魚を入れた笊によって女性のひきしまった顔の上半部に濃い陰影が作られ、明るい下半部との強烈な対照が生む抒情性は何ともいえない。女性の服や魚の青も印象的である。 《殉教者》1951年 東京国立近代美術館蔵: 再見。これは1951年2月の「第3回日本アンデパンダン展」に出品され、大きな話題をさらった作品である。 《出城》1963年 北九州市美術館蔵: 仏陀が王宮を抜け出て、念願の出家を果たしたところを描いた作品であるが、抽象的な渦巻模様が散りばめられた装飾的な作品となっている。 《サーカス》1970年 鹿児島市立美術館蔵: かってパリで築いた家庭のシルエットが海老原の画業の総決算として描かれている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-02-12 22:14
| 近代日本美術
|
ファン申請 |
||