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仙台はウェスティン・ホテルに初めて泊まった。タクシーの運転手の話では、東日本大震災の直前に開業したこのホテルは、地震当日にも営業を続けていた唯一の仙台のホテルだったという。これは自家発電装置が設置されていたため。
↓は、30階の部屋から6am頃に撮った写真。まぶしい朝日が仙台の街並みを照らしている。 9:30頃にチェックアウトして、タクシーで宮城県美術館に向かった。 今回のシャガール展は、公共施設の空間を飾る記念碑的作品と後半生の作品に重点を置いたもので、本邦初公開の173点を含む250点が展示されていて、見ごたえがあった。この展覧会は、北海道を皮切りに列島を縦断する巡回展だが、なぜか東京をジャンプするので、仙台で見られたのは幸運だった。 今展覧会は3章で構成されている。 第1章のテーマは「祝祭の空間-色彩の交響」。その軸となっているのは、パリ・オペラ座の天井画↓。 今回の展覧会のチケットやポスターにも制作中に撮影した写真が使われているようだった。 カラーリトグラフ「ダフニスとクロエ」、バレエ「ダフニスとクロエ」の衣装や舞台装飾、バレエ「火の鳥」やオペラ「魔笛」の衣装デザインも見られた。 第2章は「精神の光-祈りの造詣」。各地のステンドグラスの習作が並んでいた。 ・メッス大聖堂内陣北側のステンドグラスのための下絵とステンドグラス《シンボルに囲まれたキリスト》↓ ユダヤ人の精神的支柱である聖書に関するものについては、「聖書メッセージ」などの油彩画、皿・壺・陶板、タピスリー、版画など多数出展されていた。 第3章は「南仏での安息」。亡命先の米国から帰国したシャガールは南仏ヴァンスに落ち着き、教会や大学に多くの作品を残した。 ・ニューヨーク国連ビルのステンドグラス最終下絵《平和》: 大きなタピスリー《平和》は展覧会場のホールに掛かっていたが、撮影禁止。 ・ニース大学のモザイク↓のための下絵 しかし、これは一見の価値のある展覧会。多数の巡回先(宮城:~10.27、広島:11.3~12.25、静岡:2014.1.2~3.30、愛知:2014.4.17~6.8)のいずれかでご覧になればと思います。 コレクション展示も見てまわったが、立派な作品が多く、リストに沢山のチェックが付いた。 これで二日間の仙台美術散歩は終わり。昨日見た「伊達正宗の夢@仙台市博物館」の記事はこちら。 駅前の寿司屋でしゃり抜きの刺身を頼んだが、なんと鰯が一番旨かった。東京のイワシとは新鮮さが桁違いで、別の魚のようだった。 仙台の街はプロ野球・楽天の活躍に湧いており、大震災の影は表面上は見られなかった。お土産は石巻の笹蒲鉾にした。その包み紙には「がんばれ!楽天 CSファイナルステージ」と書かれていた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2013-10-20 18:48
| 国外アート
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