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千葉市美の若冲展は大人気。前期については記事を2本書いているが(その1 白と黒、その2 前期水墨画のお気に入り)、もう後期も半ばを過ぎて、お目当ての《鯨と象図屏風》↓も登場している。
右隻↓は水辺の白象。ゆで卵のような耳が印象的である。牙や尻尾も面白い。目がチョット淫靡な気がする。背中の牡丹には白く輪郭が残っている。右上の斜めの部分は何を描いたのだろうか。 もうひとつの議論はプライスコレクションの《鳥獣花木図屏風》(記事はこちら)や今回前期後期にわたって展示されている静岡県立美術館の《樹下鳥獣図屏風》↓(前回記事)の絵師の帰属である。技法の精度、大きさ、印鑑が押されていないことなどから考えて、これらは若冲工房で完成を見たものであろう。たまたま聴講した伊藤紫織氏の講演会「伊藤若冲と唐画」では、これらを「伝伊藤若冲」であるとのスライドを出され、「これらは若冲に対するオマージュとして、若冲の死後に弟子たちによって共同制作されたもの」という考え方もあるとのことだった。 (前期の記事はこちら) 今回のお気に入りは下記。 ・豊国《上野寛永寺境内》 ・歌麿《積物前の遊女》 ・渓斎栄泉《御利生結ぶの縁日》5枚 右の画像はこのうち《日本橋西川岸地蔵尊》 ・歌川国輝《博覧会図式 於元昌平坂聖堂》 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-06-20 10:45
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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