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全国を巡回している「生誕110周年記念展」。
今回の巡回展の反響はそれにくらべ大きくないようであるが、「丘人にもう一度会いたい!」という気持ちで見に行ってきた。もし平塚で図録を買ってきていたら今回はパスしたかもしれないのだが・・・。 閑話休題。この画家は、大和絵調の表現を出発点とし、戦後は力強い山水画的表現を展開し、晩年には色彩豊かな心象的な表現へと変貌している。 今回の展覧会では、丘人作品の根底に一貫して流れる抒情性に焦点をあて、約60点の代表作を3章に分けて紹介している。この「抒情性に焦点」という言葉は分かるようで分かりにくい。 〈第二章〉1951年~1966年: 力強く峻厳な雰囲気の作品。この時期の作品にも抒情性はないとは云わないが、むしろ表現主義の方向に傾いているのではあるまいか。↓はお気に入りの山岳画《岩壁》。 このように、今回の展覧会が企図した「抒情性への焦点」はいくぶんぼやけていると感じられた。 友人や家族への葉書などが陳列されており、実際に使われたたイーゼルや火鉢、テーブルなどでアトリエが再現されていて、丘人を身近に感じられた。これは良かった。 箱根の成川美術館と御殿場の美術館夢呂土・山本丘人記念館からの出展が多かった。とくに後者には出かける機会があればよいと思う。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-06-05 10:26
| 国内アート
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