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板谷波山は、東京美術学校彫刻科で正規の美術教育を受けた陶芸家で、陶芸家の社会的地位を高め、日本近代陶芸の発達を促した先覚者である。波山の作品には青磁、白磁、彩磁などがあるが、いずれも造形や色彩に完璧を期した格調の高いものである。
波山のその他のお気に入りとしては、《彩磁菊花図額皿》、《窯変磁瓢花瓶》、《氷華磁仙桃文皿花瓶》(↑右上)などがあげられる。 同時代の陶芸家としては、真葛焼きで有名な初代宮川香山の作品が沢山出ていた。《紅海鼠花瓶》、《呉祥瑞意手桶形水指》、《青華鳳凰形花入》、《倣洋紅窯変花瓶》(↑右下)、《白磁老子置物》などは流石に見事である。 個人的には、台湾の故宮を再訪して以来、青磁の色が気になっている。今回もその目で見て回った。 板谷波山の《青磁環耳花瓶》は竜泉窯風の日本で好まれるしっかりとした色調の青。 三代清風与平の《秘色窯瑞雲文瓢形花瓶》は越州窯風のややくすんだ青。 同じ作者の《天霽碌瓜に虫彫文花瓶》は雨後天晴の透明感のある青。 初代三浦竹泉の《葱翠磁彫刻転枝豆文花瓶》はやや緑を帯びた天晴の青。 初代宮川香山の《依青磁意牡丹唐草文遊環》は竜泉窯風の青であった。 (追 記) 展示室内で、memeさんに遭遇した。二人とも美術散歩の途中。一緒に博古館を出て左右に分かれた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-05-31 22:22
| 国内アート
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